ベイトリール

ベイトシーバスで使いたいIM Z TW100-Cのインプレ

ベイトタックルでシーバスをもっと自由に、もっと快適に楽しみたい。そんな願いを形にしたようなモデルが、ダイワのIM Z TW100-Cです。スマートフォンとつながる革新的な構造だけでなく、キャスト性能や巻き心地まで高い次元で仕上げられており、現代のシーバスゲームに強い武器となる1台です。特にベイトシーバスに取り組むアングラーにとって、IM Z TW100-Cは新しい可能性を大きく広げてくれます。

IM Z TW100-Cの特徴

IM Z TW100-Cは、ダイワ独自のコネクテッドシステムを採用した次世代型ベイトリールで、スマートフォンとつながることで機能を拡張し、使用するほど進化していくリールとして開発されています。搭載されているφ34mmG1ジュラルミンスプールは自重8.7gという軽さで、ベイトシーバスに必要とされる軽量ルアーの立ち上がりの速さと、後半の伸びるキャストを両立しています。ミノー、シンペン、バイブレーションといったシーバス定番のルアーを軽快に扱えるため、河川・港湾・干潟など幅広いフィールドで活躍します。

デジタル制御ブレーキであるインテリジェントマグフォースは、状況に応じてブレーキ特性を瞬時に切り替えられるのが大きな魅力です。風の強い海沿い、橋脚周りのピン撃ち、沖のボイルを狙う遠投など、シーバスフィッシングの多様なシーンに柔軟に対応し、バックラッシュのリスクを抑えながら安定したキャストを可能にします。さらにアップデートによって新しいブレーキモードを追加できる拡張性は、使い続けるほど楽しさが増すポイントです。

巻き心地を支えるフルアルミハウジングは、コンパクトながらも剛性が高く、流れの強い河川での明暗撃ち、ランカーの突っ込みを受けきるパワーファイトにも心強い構造です。多板カーボンドラグにより最大ドラグ力は6kgと十分で、電子ドラグサウンドにより夜間でもドラグの作動を耳で正確に捉えることができます。シーバスの急な走りに対しても落ち着いた対応ができ、特にナイトゲームでは大きなアドバンテージとなります。

TWSも新設計となり開口部が広がったことで、ライン放出抵抗が大きく減少しました。これにより軽量ルアーのキャストがさらに快適になり、ミノーを使ったデイゲームのサーチや、ナイトゲームでの細かなレンジ調整もスムーズに行えます。PEラインとの相性も良く、バックラッシュの不安を軽減したまま気持ちよく振り抜くことができます。

IM Z TW100-Cは、205gという軽さを実現しながら、ベイトリールに求められる“カッチリ感”と“滑らかさ”を共存させています。この軽量さは、一晩のシーバスゲームでも疲れにくく、取り回しの良さにつながっています。特にウェーディングや港湾の連続キャストでは、その軽快さが大きな武器になります。

総合的に、IM Z TW100-Cはベイトシーバスにおいて非常に扱いやすく、またルアーや状況を選ばない高い対応力を備えています。最新技術によるキャスト性能の高さ、操作性、剛性と軽さ、そしてアプリ連動による拡張性。どれを取っても新しい時代のベイトリールと呼ぶにふさわしい完成度で、これからベイトシーバスを本格的に楽しみたいアングラーにとって大きな戦力となるリールです。

IM Z TW100-Cのインプレ

ベイトシーバスで使いたいIM Z TW100-Cのインプレを紹介します。


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